2009.3.31 03:27
イノシシによる農作物被害が急増している河南町は4月からイノシシ退治に本腰を入れる。春から秋にかけて農家がわなを仕掛けるための免許取得の費用助成を新設するほか、猟友会への助成も増額し駆除への参加者を増やすことにしている。背景には猟友会の高齢化で駆除回数が減ってイノシシが増加しており、農家自身が捕獲に乗り出さないとならない現状がある。
同町によると、被害は町東部の中山間部に集中。狩猟期間(11月15日~3月15日)を除き、有害鳥獣として捕獲されたイノシシは平成19年度が29頭だったが20年度は56頭に増えた。コメの被害額は19年度の51万1000円から20年度は倍以上と予想。タケノコやスイカ、イモなどの被害も続出している。
イノシシによる農作物の被害は、山がある府内のほかの自治体も同じで、府動物愛護畜産課によると、19年度はドングリなどイノシシの餌が豊富だったことから被害総額3860万円と平年より少なかったが、20年度は5000万円を超える見通しだ。
農家の鳥獣対策として電気さくや防護ネットなどの設置が進んでいるが、駆除が追いつかないのが現状。猟友会会員の高齢化が進み、駆除の回数が減ったため、イノシシ自体が増えていることが背景にあるという。
イノシシ捕獲は鳥獣保護法で規制され、知事が交付する捕獲免許の取得が必要。府は「自分の田畑は自分で守ろう」をスローガンに農家の免許取得を推進しており、20年度から農家が受験しやすい農閑期の12月にも試験を行い年2回に増やした。
http://www.sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/090331/osk0903310327001-n1.htm
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